♪♪♪ ひと駅ごとに 逢いたさ募る 待っててくれるか この俺を あの日の男 強さがあれば きっとおまえを 離さなかった 詫びる気持ちで 見上げる空に 汽笛ひと泣き ああ 北国夜行 ♪ この手の中で なくなりそうな 小さな肩先 薄い口紅(べに) 足手まといに なりたくないと 涙こらえて 小雨に消えた 線路づたいに 面影たどり にぎる切符の ああ 北国夜行 ♪ 愛する人を 泣かせたままで つかめるはずない 幸せは あの日男の 優しさあれば そっと抱きしめ 支えてやれた 逸(はや)る心を 急かせるように 雪が舞い散る ああ 北国夜行 ♪♪♪