さよなら永遠の恋と過ごした日々 「空がきれいだよ」 と君が言うから電車の窓から見た 流れる雲をしかめた面で見ながら 電話を切った それが君の最後の言葉 ずっと優しい声 さよなら永遠の恋よ 当たり前に過ぎて来た日々は 出逢った日から変わらないと 思い過ごしていた 窓にもたれながら 手から剥がれない携帯ひとりぼっち 微かに聞こえる君の声は まだ耳の中 さよなら永遠の恋は これから先どこへ行くのだろう 心の羽をばたつかせて 迷わぬように 空は今 雨を降らす前のおぼろ雲 さよなら永遠の恋と過ごした日々 さよなら永遠の恋は 形を変え何処へ行くのだろう 心の羽をばたつかせて 消えないように 消えないように 永遠に 永遠に