汗だくになって働いても 暮らしはかわらない 無理なせ伸び 足踏み 同じことさ 「こんな僕に誰がしたの?」 呟いてみても 実際ついてないからしょうがない 暗い夜道、冷たい体、 色褪せたバッグ 街に埋もれた一人の男 「明日があるさ。男でしょ」って 女は言うけど 見かけほど僕は強くないもの 誰かが素敵な夜をくれても 時計ばかり気になって その時を過ごせない僕さ 臆病者の鳩たちが ガード下で群れをなして 臆病者の僕だけが 雲の下で何かを待つ 終わりのない歌が聞こえる 都会の音をもみ消して 悲しくてもせつなすぎても いつかは雨も止むだろう 背中合わせだった 恋もそのうち咲き出して 誰もがうらやむように実ってく 只今振ってる降ってる人生の雨 やむまで 傘も差さず僕はずっと待ってる 誰かが素敵な夜をくれても 時計ばかり気になって その時を過ごせない僕さ 臆病者の鳩たちが ガード下で群れをなして 臆病者の僕だけが 雲の下で何かを待つ 終わりのない歌が聞こえる 都会の音をもみ消して 悲しくてもせつなすぎても いつかは雨も止むだろう さびしがりや にわか雨だよ