すべてを否定したくなる夜 都合よく 月の引力よ、 僕のこの気持ちを分けてあげよう 醒めても続いていたあの夢 見守る 長い針と短い針、何度目かすれ違う 何がしたかったんだっけ?って 僕って誰だっけ? とぼけたフリで誤魔化せる? 聴こえているかい? あの日の周波数が作る現在 目には見えない痛みはいつの日か 癒えていく 見上げる空と見下ろす街 縁取る 擦り減る心のことを見て見ぬふりが 出来ない どこかへ居なくなる 彼方へ消えていく 記憶は薄れていく 星のない夜に 僕の人生なのにひとりには馴れない 短すぎる命がまだ生きたいって 叫んでいる 聴こえてるよ 忘れた日なんてただ一度もない 引き寄せあうから歌や絵を疑えない 迷う日もある 振り返らず どこかへ居なくなる どこかでまた出会う 過ぎる過去、先で待つ未来 まだここに居たいね 時計は動く、止まらずに