下らない戯言とバカにしている 後付けの理屈で言い訳している 望んで捨てたはずなのに 一つ進むごとに振り返る 胸に大きく空いた穴は今も取り 繕えないまま 怖がっている 少しズレた道は 確かに自分で選んだけど足取りは 重い 「アレも要らない」 「コレも要らない」正当化が 届かないブドウの甘さを 決めつけている 下らない戯言とバカにしている私が 一番要らない そんな言葉は 胸の奥にしまえばいいものを 後付けの理屈で言い訳している私が 一番要らない そうする事でしか 不安をごまかせないのなら 要らない 「アレも要らない」 「コレも要らない」と背を向けた そのくせに今も尚 後ろ髪を引かれている 下らない戯言とバカにしている私が 一番要らない 暗い感情で胸の奥が 冷たくなっていく 後付けの理屈で言い訳している私が 一番要らない そうした所で現状は 変わらないのに 不安に震え反響している心の声が 止まない
