表情

歌詞

夜空をぼんやりと照らす街明かりと 物陰で丸くなって暮らす野良猫 ベランダからいつも見るその姿を 不思議と目で追っていた 焦げ付いたコンクリートの熱は 冷めて 夜空の星をたまに見ながら歩く 目が合うと立ち止まって 見つめるけれど 近づくと逃げてしまう 少しだけきみと似ている気がした 心の寂しさを重ねて 優しいあなたも 愛しいあなたも そこだけ見て 知っていた気になって 傷がついたり 逆につけたり まだ見た事のない あなたの表情に 爪を立てて 引っ掻いたりもしたね わたしも似ているから 合わないのかな 1人は好きだけどたまに寂しくて ため息をつきながら返信を待ってる 自分がどうしたいのかどうして 欲しいのか 本当は分かってたのに あなたがいまどんな事思って いま誰を浮かべているんだとか うすうす分かっていたよ 本当はわたしの事も もう嫌いになってるのも 分かってるんだ 言葉で言って欲しい 悪いとこは直すから もう一度だけ もう一度だけ 声を聞かせてよ 優しいあなたも 愛しいあなたも そこだけ見て 知っていた気になって 傷がついたり 逆につけたり それで逃げたくない 全部向き合いたい 嫌なとこも 嫌な奴で済まさない わたしも同じだから 変わっていくよ あなたのまだ知らない 表情 全てを きっと誰よりも 愛せるから