当たり前だった 日常の背中 追いかけて 僕らは見失った そんなミライ なにかを言おうとして 目を細め笑った キミはあの日の午後 なに思ったの? 通り雨みたいなサイレンが 耳を劈(つんざ)いた 真っ白になった視界に 乱反射するヒカリ 当たり前だった 日常の背中 追いかけて 僕らは見失った 足元すがる 自分の影が 言い訳 飲み込んでた 流されるなら このまま いっそ行き着く先で 明日を占おう どんなミライ? ふとした拍子の仕草 今頃思い出す キミと過ごした日々は 気ままだったね 力無く見上げた空は 鈍色に染まる おかしいんだ それでも キミを探してしまう アタマから去った はずの謎だった 突然思い出し たじろいだ 勢い余って バランス失って 境界 踏み込んでた