僕らには何時でも 忘れてしまいそうなコトが 日々の上を流れて パイプを伝って落ちて来る 夢のナカまで追いかけて来る この後髪は引かれていた 怒鳴るように落ちて来る シャワーの雨に 心をそっと灰にかえて まだやり直せる 思い出は蒼くて ソプラノのように淡い 虫の声を見送って またひとつ夏が終わる 引きづられず闇雲でいい そう感じるままに矢を放て 羨むほど満ち足りた 光のナカで 僕自身を剥がしながら まだ創り出せる 輝きはそっとありふれて 息もせずに泳ぐ泳ぐ泳ぐ 時の河を渡りながら 何処までも越えて今以上に 怒鳴るように落ちて来る シャワーの雨に 心をそっと灰にかえて まだやり直せる 羨むほど満ち足りた 光のナカで 僕自身を剥がしながら まだ創り出せる