ああ 泡のようだ 夢見るときは 朝日に 溶けていった うたかた ブクブク沈む海の底 から からくも浮き上がってきたところ 「おはよう」 誰にともなくこぼすため息は何色? ベッドシーツの白 汚した よこしまなマインドはpurple ひっくり返したpillow 全部放り込むdustbox 忘れたよ 夜に見たこと 大事な約束 そのうちふと思い出すかも だろう だからまずトースト1枚焼いて やり過ごすmorning 深く息を吸って 少しずつ目覚めてゆくmy body またわいたあくびに挟んで かみころした yesterday ああ 泡のようだ 夢見るときは 朝日に 溶けていった うたかた いつだってno reason 勘繰って 裏返せば白紙のエアメール しばし 待ってみる あなたからのcall だけど電話がならない ことも本当は知っている 大抵のことは嘘だって思ってたよ それでもいいよってちょっと 笑ってみたりしたろ 過ぎていった時間のことを惜しむ ようなふりをしてしまう けれど またうるさくてさ 太陽 体温 たしかめて まだ生きているはず のどは渇いてる 街を魚で泳いで 向かう先は角の「Bubbles Chill」 いつも決まってる あの店 たとえばラテとレアチーズケーキ それが今だけは世界のすべて ずるり引きずった 後悔の影 だって 泡のようぱっと はじけて ああ 泡のようだ 夢見るときは 朝日に 溶けていった うたかた