愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを死ぬ程に 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ ねてもさめても ただあなただけ 生きているのが つらくなるよな長い夜 こんな気持は 誰もわかっちゃくれない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを いのちをかけて お座敷小唄 富士の高嶺に 降る雪も 京都ぽんとちょうに 降る雪も 雪に変りは ないじゃなし とけて流れりや 皆同じ 好きで好きで 大好きで 死ぬ程好きな お方でも 妻という字にゃ 勝てやせぬ 泣いて別れた 河原町 どうかしたかと 肩に手を どうもしないと うつむいて 目にはいっぱい なみだため 貴方しばらく 来ないから 唄はさのさか どどいつか 唄の文句じゃないけれど お金も着物もいらないわ あなたひとりが 欲しいのよ いつからこんなに いつからこんなに あなたを好きに なったのか どうしでこんなに どうしてこんなに あなたの為に 苦しいのかしら もしもあなたが 居なくなったらどうしよう 私一人じゃ とても生きちゃゆけない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを いのちをかけて いのちをかけて