夜勤明けの体に朝日は眩しすぎる ガラスの破片みたい体に突き刺さる 通りがかり電気屋の テレビ映るあいつは 世界一の笑顔で世界から愛されて 夢なんていつまでも見られない 生きているそれだけで幸せだ そうだろう? 深く深く埋めたよ 捨てた自分が芽を出さぬように どんなに時が過ぎても 逃げた痛みが消えない 前からくる家族 子供抱いたお前は 世界一の笑顔で 家族から愛されて ゆく道を変えるのは負けなのか 生き方はそれぞれで幸せだ そうだろう? 深く深く埋めたよ 捨てた自分が芽を出さぬように どんなに時が過ぎても 逃げた痛みが消えない 飛べない鳥でも飛べる日は来るのか いつか風に乗れる日が来る 信じて今日まで 生きてはみたけど どんなに時が過ぎても 傷の痛みのせいで 羽も開かず どんなにどんなに願っても 逃げた自分は消えない 空を見上げて想像するだけ このまま地べたで死ねるか