あの時感じた気配 初めてキスした夏の夜 慣れなくて鼻先にそっと 別れの匂いを感じた 夏が来ると思うんだ 別れの季節 影すら残ってない まだ触れていたいよ ねぇ愛してるって言われたの ねぇ好きだよって言われたの その言葉を夜明けの隅に 置いてきたの 行かないで僕の前から 君がいなくなることが 一番辛いのそうでしょ 君のことが忘れられないの 嗚呼いつか君を 忘れることができたなら なんて考えるけど そんなのできないよ ごめんね 最後の駅のホーム 夏の終わりにまた明日 君は振り返りもしない 僕の気持ちはそこにある 二十四度夏の夜に 君の手を離した もう握れないのにな もう遅いよありがと ねぇさよならって言われたの ねぇごめんねって言われたの その言葉を秋の初めに 受け取ったの 寂しい君の前では 意地張って泣かない振りで ほんとは一番辛いよ 忘れたくないよ君のことを 嗚呼この先ずっと君を想い続ける なんて考えるけど そんなの虚しすぎる やめてよ ねぇ愛してるって言われたの ねぇ好きだよって言われたの その言葉を夜明けの隅に 捨ててきたの 行かないで僕の前から 君がいなくなることが 一番辛いのそうでしょ 君のことが忘れられないの 嗚呼いつか君を 忘れることができたなら なんて考えるけど そんなのできないよ ごめんね