「どうかお元気で」と 言葉たった数行で 誰でもさっさと去って行くんだね 一つ確かな嘘 二つ不確かな心 見つめ合おうとして 夜は一人泣いたっけ 「追伸 あなたは何処へ行ったって 出鱈目に誰かを 愛して来たんでしょ」 両手かざして ほら 僕等だけの空 賛美や非難のため 生きているんじゃない 鐘を鳴らして行け 革命アカツキ 今もあなたが浮かぶ 滲んでしまった愛という言葉に 改札の向こう 部屋の扉の向こう あなたはいつでも 待っていたんだね 「信じていいかな」 桜の木の下で 二人で手のひら 一枚に重ねて 愛していたいと泣き崩れた あの時の温もりとは 変わったけれど 忘れたくないこと 忘れられないこと 完璧で理想の将来描くために 明日を照らして行け 革命アカツキ 何も捨てたくないよ 滲んでしまったその後ろ姿も 追伸 あなたと過ごしたこと 出鱈目に偽物とは言えやしないよ 両手かざして ほら 僕等だけの空 これまでの夜明けとは 違った光景が 鐘を鳴らして行く 革命アカツキ 幸せだって笑ったこと 忘れないで どんなに辛くても