震えた最後の文字が 色褪せた日々に花を咲かす 息吹きの夢の欠片たちは 壊れた明日の幻 伝えたい言葉だけが この掌の中こぼれ落ちて やがて芽吹いたその命は 確かに生まれるのでしょう 「諦めないで」 「忘れさせたりしないで」 まだ浅い朝 眠る街は今 白々と浮かぶ光から目覚めて 夢はただ確かにまだここにある かたちのない想いを乗せ 明日僕らがゆく場所があるの 翳りのない道の先に いつか君がくれた言葉 くもりのない愛の言葉 くもりのない愛の言葉 「変わらない」と信じてた その世界はある日変わっていて 判然としないこの「今」に 躊躇い戸惑いもする 「ここにいさせて」 「知らぬ場所へいかないで」 まだ遠い夜 君を感じたら 温もりが胸に染み込んで広がる 街がただ静かに 色彩(いろ)を変えても 轍をまた残していこう 「君」が「僕」がここに いるということ 伝わる鼓動その狭間に いつもそこに命がある かけがえない愛の証 かけがえない愛の証 夢は今確かにまた動き出す 悲劇の先 祈りを込め 夢がただ確かにまだここにある かたちのない想いを乗せ 明日僕らがゆく場所があるの 翳りのない道の先に いつか君がくれた言葉 くもりのない愛の言葉 くもりのない愛の言葉