家の近くの線路に 小さな花が咲いてた 日陰で俯くように 誰にも気づかれないまま… なんだか… なんだか… やるせなくなる なんだか… なんだか… 儚く見える なぜ僕は この世の中に 生まれたのだろう? 青い電車が通って 風に花が揺れてる 今にも飛ばされそうな 名もないちっぽけな存在 ホントに… ホントに… 愛おしくなる ホントに… ホントに… 誰かに似てる なぜ僕は この片隅で 生きてるのだろう? それでも名もない 小さな花は 限りある季節を せいいっぱい咲き続けて いつの日か枯れる その時が来るまで 自分から土にはなりません なんだか… なんだか… やるせなくなる なんだか… なんだか… 儚く見える 白い花びら ホントに… ホントに… 愛おしくなる ホントに… ホントに… 誰かに似てる なぜ僕は この片隅で 生きてるのだろう? 家の近くの線路に 小さな花が咲いてた 誰にも気づかれなくても こうして 僕だけは見てる