何でもない夜に 別々の星空の下 僕らをつなぐ赤い糸が ぷつっと切れた 片側だけを 短くなってしまったその糸を たぐり寄せても 君のVIBEはもう感じない 生き方なんてどうにでもできると思 ったんだ 恋に湎れて暮らすのも悪くない気持 ちでいたんだ どうしたいかなんて嫌なことの中で 見えるんだ 消去法でしか自分のこと知れない僕 らの遠回り すべては言い訳 恋したあの店で 最後に会ったその瞬間に 愛へと張り詰めた固い糸が 冷たく響いた 改めて見ると すっかり心色褪せて 細く脆くなって 時間のPRESSURE に勝てそうにない 無邪気な仕草も吐息も君の放つすべ てを 敏感に受信する僕のパラボラアンテ ナはいつだって 真実も狂言も何もかも録画していな がら 都合の良い映像だけを流し続けてい たんだ 半端な見せ掛け 君の望みを叶えきれなかった弱さを 守れもしない約束した幼さを許して 君のすべてを受け止めてくれる本物 の愛と 運命のように出会って 早くこんな僕を忘れて ナミダで見送りながら どこかでほっとしてる奴がいる アイシテイタヨ ズット ズット ズット…… 僕が持てる心の限り 何でもない夜に 別々の星空の下 僕らをつなぐ赤い糸が ぷつっと切れた 片側だけを 短くなってしまったその糸を たぐり寄せても 君のVIBEはもう感じない