愛を貯めてた 少しずつ 君を満たしていたかった 愛を食べてた ひとつずつ 君を満たしていたかった 愛情以外は何も 僕らの未来を作れない 窓の外を光る電車が 町並み抜けて走った 夢を乗せたロマンスカーを 何度も見てた 寄り添って 夏がだんだん終わってく 何か欲しくてあせってた 冬がだんだん近づいて 何か欲しくてあせってた 抱きしめあうたび何故か 僕らは過去へと 逃げてった 踏み切り越し手を振る君の 隠れる姿探して 通り過ぎるロマンスカーに 叫んだ声は 風の中 海にも山にもいつか 並んで行こうね 手をつなぎ 君の好きなロマンスカーは 二人の日々を駆け抜け 夢がにじむ遠い夜空に 名もない星が流れた 君はいない