雨粒をまた誰か集めているような はなればなれの何か ひとつになるような 気がしていたのに すれ違ったとき 気付かされてしまった 海だってただのただのみずたまりだ いつか乾くのは当たり前さ そのときが来ても すべて乾いても 生まれ変わるのさ 朝になれば 夕日を背に向けてつくられた影は 空に触れるまで伸び続けるような 気がしていただけ 暮れちまった日に 気付かされてしまっただけ 海だってただのただのみずたまりだ いつか乾くのは当たり前さ そのときが来ても すべて乾いても 生まれ変わるのさ 朝になれば