[大阪で生まれた女 19 唄 BORO 作詞 BORO 作曲 BORO 都構想で騒がしい上六あたりを 娘の家族と歩いていた この娘(こ)がまだ若い頃に 夢を語って歩いた道 大阪で生まれた女やさかい 庶民の夢は可愛いもんやね 大阪で生まれた女やさかい この街の名前を抱きしめてきた おんなじ夢を持つ娘と 今日は並んで歩いた 悲しみを乗り越えるのは笑うことや ね そやから うちらは よう笑うたね あの人が逝かはってから私もだいぶ 無口になったね 大阪で生まれた女やさかい 笑うことは得意やもんね 大阪で生まれた家族やから しっかり手を繋いで行くんやで 悲しみはいつも台所の 笑いの鍋で煮込んだね 古い話を聞かせてカンニン アンタらは私の誇りやからね 私の肩を叩いてくれる 小さなゲンコツも誇りやで 大阪で生まれた女やさかい オバちゃんなっても昔のままや 大阪で生まれた女やさかい 自分は歳とらんと思い込んでる はしゃぐアンタらと何も変わらへん それが!大阪で生まれた女