空に咲く花は 燃え上がり儚げに照らし ゆらゆら涙の様に落ち散っては そっと 思い抱いてゆく 浴衣姿 もう一度貴方に見せたかったわ あの時の 夏模様は今も色鮮やかに思い出す 鳴り止まない鼓動はね2人の純情を 熱くさせて震えてく 一瞬にして 掴んだ手離さずに駆け抜けてれば 今も貴方の隣に 空に咲く花は 燃え上がり儚げに照らし さよならと騒がしい時の中で聞こえ た 打ち上げられないまま終われなかっ たあの夏 ゆらゆら涙の様に落ち散っては そっと 思い抱いてゆく 水飴 透き通って見た恋は綺麗で切なく 乾いた この夜にまだ金魚の様に彷徨ってい るの 水面は跳ね上がり響かせる心情を感 じてはまだこの身体 愛を呼んでいる あの時の私達に終わりなんて見えて いなかったはずなのに 空に舞い落ちる その火泣き儚げに消えて 追いかけれどもう戻れない藍色の夏 よ いつまでも私の中で 燃えている愛は ひらひら涙の様に落ち散っては そっと 想い焼いてゆく 空に咲く花は 燃え上がり儚げに照らし 空に舞い落ちる その火泣き儚げに消えて 空に焼き付けた 火の跡は傷を残したまま この美しい痛みに触れて愛しさ溢れ る 打ち上げられたまま終わりを告げた あの夏 ゆらゆら涙の様に落ち散っては そっと 思い出に変えて