あの頃は余裕なんてなくて 何をやってもうまくいかなくて 自分のことばかり責めて 誰にも言えずに抱えてた そんなときにもらった言葉 今でも全部覚えてる 言った本人は忘れてるかもな でも俺には残ってる たった一言だった たった数秒だった それだけなのに 何年経っても消えない 人って不思議だな 知らないうちに誰かの中へ 言葉を置いていく あの日もらった言葉を まだ胸に持ってる 何度も思い出して ここまで来たんだ あの人がくれたものを そのまま返すんじゃなくて 今度は誰かの心に そっと渡していく 言葉は消えない 人から人へ あの日笑わせてくれたこと 何も聞かずにいてくれたこと 帰り際にくれた一言も 全部たいしたことじゃなかった たぶん相手はそんなこと覚えてない でも受け取った側には ずっと残ることがある だから分からないんだ 自分の何気ない一言が 誰かの中でいつまでも 残っているかもしれないこと 無理にいいことなんて 言わなくていい 自分がもらった言葉を 自分の言葉に変えて 今度は誰かに 渡してみればいい あの日もらった優しさを まだ胸に持ってる 何度も助けられて 今の自分がいる だから今度は自分が 誰かに渡せたらいい 同じ言葉じゃなくていい 自分の言葉でいい もらったものは 終わらせない 人から人へ もらった言葉がまだ胸の中 あの日の温度がまだ消えないまま 何気ない一言 何気ない笑顔 知らない誰かの未来を変えたかも 暗い夜 長い夜 迷いながら歩いた街道 あの時もらった小さな愛を 今度は誰かに渡すだけだろ 抱え込まない 終わらせない もらった優しさ腐らせない 綺麗じゃなくても飾らなくても 自分の言葉で語ればいいだろ もらった優しさ終わらせない 受け取った熱を冷まさない 名前も知らない誰かの未来 この言葉ひとつで 変わるかもしれない あのときもらった言葉が 今の自分を作ってる だったらこの先は 自分がもらったものを 誰かのために使おう 返せなくてもいい 名前も残らなくていい ただ誰かの中に残ればいい あの日もらった言葉を 今度は誰かへ 自分を支えた優しさを 今度は誰かへ 何気ない一言が 何かを変えることがある だから自分も 言葉を渡していく もらったものは 終わらせない 人から人へ いつか自分が 誰かに渡した言葉が その人の中で 残ってくれたらいい そしてその人がまた 誰かに渡してくれたらいい そうやって優しさが 知らない場所まで続いていく
