マフラーに顔をうずめて 歩く帰り道 白い吐息が空に 消えていく スマホにメッセージ 「ごめん、今日は遅くなる」 いつもの言葉 街角のツリーが きらめく度に 君の笑顔が 浮かんで消える 特別な夜のはずだったのに 隣にいない 寂しさだけが募る 星降る夜に 一人見上げる空 あの日の二人を 探している すれ違う心、届かない声 見慣れた景色が にじんで見えた 君は今、どこで何を見ているの? プレゼントに選んだ 君の好きな香り 渡すタイミングを 逃したまま 「大丈夫だよ」って 強がったけど 本当は今すぐ 会いたかった ホワイトクリスマス 降り積もる想い 輝くイルミネーションから 目をそらした いつからだろう すれ違うことが当たり前のように 星降る夜に 一人見上げる空 あの日の二人を 探している すれ違う心、届かない声 見慣れた景色が 滲んで見えた 君は今、どこで何を見ているの? 星降る夜に 一人見上げる空 あの日の二人を 探している すれ違う心、届かない声 見慣れた景色が 滲んで見えた 君は今、どこで何を見ているの? 「メリークリスマス」 雪に溶けていく言葉 届かないまま 来年はきっと… なんて 今年も一人きりの クリスマス
