少し薄暗い おぼろぐもに包まれて 独り立ち、上を眺めていた もうすぐ雨が降るだろうけど そんなことはお構いなしに 誰も空を見上げることなく 急かすように肩にぶつかって 勝手に進めようとする 追い抜かれて 追い抜かれても 時間は等しい 今日ゆっくり生きた私も 必死に生きた私も 変わらないなら 歩き出せるまで止まって この頃 心地いい この頃 心地いいからいいんだよ 存在証明のために 付き纏ってるGPSに 見捨てられないように 目的がある振りして動き続ける いっそ私を見失ってください この際、 夕立みたいに振る舞えば良い もう私は ワタシが恥ずかしいんだから 他人の目なんて 追い抜かれた後に広がる 景色を知ってる? 周りにはもう誰もいない 不安にもなるだろうけど 最前線にいた時も 同じ景色があったでしょ? そう、 どちらも変わらないようなもの さよなら、 なら、 私が本当にしたいことはなんだろう 次は何をしようか 今日はどんな日にしようか この頃心地いいから なんだかいいんだよ この頃 心地いい この頃 心地いいからいいんだよ この頃 心地いい この頃 心地いいからいいんだよ