一年遅れで着始めた 少し綺麗な制服着て あなたみたいな花のパレット抱え 階段駆け上がる あなたの優しい笑顔に いつも甘えてしまっている 挨拶をしたら帰ってくる 優しい言葉 一つ下の階で 溢れる笑い声のなか どこかですれ違えると 目を合わすことができると あなたを思って選んだの 花のパレット お揃いの日々をまた 過ごせるように追いかけるから 待っていてほしい 右手に抱えてる証 今日で卒業と記す紙 たった一年違うだけなのに どこか遠く感じた 鞄を見比べて気づく あなた傷ついてきた数に 色も周りも私とは違う なにも知らないと知った ジャージ忘れたとき あなたに借りに行くから わざと忘れたふりした 明日からもうできない あなたを思って選んだの 花のパレット お揃いの日々をまた 過ごせるように追いかけるから 待っていてほしい