街の灯り 揺れている わたしひとり残したままで さっきまでの雨空 きらきら 夜を照らし出して 過ぎていく日々の中で 一瞬重なった気がした 窓に映る顔が 自分じゃないみたいで いつか 夢見てた幼いわたしさえ 微笑んでくれるあなたに いつか あずけたい それはきっと 鏡の前 そっと深呼吸して 問いかけるの もう一人のわたしに 悲しい予感だけは いつも当たる気がしていたの だけど 教えてくれた 止まない雨はないってこと 人知れず流す涙 思わず 零れていたの 美しい記憶は色褪せても 愛の幻想も きらめきに変わっていくから 偶然繋がった この手離さずに いつか 夢見てた幼いわたしさえ 抱きしめてくれるあなたに いつか あずけたい ベール脱いで 鏡の前 そっと深呼吸して いつのまにかそばにいたあなたと 何気ないひと言に泣き笑いして 世界が鮮やかな色に変わる