幾度かの季節が 終わる 雨は止んだ 日は沈んだ 俺は岐路に立たされている 難しい本を読んでは忘れた 「じゃあ、またね」って別れの挨拶 誰が決めた これじゃあ会えない 吐き出した空回りは 誰にもぶつからない 氷点下二十度の真冬の空に吹き 曝しのお前は何を願うのか 転がり落ちた不安の中に 差し込んだ一つ落とされた 踏み込んだ中の魂一つ 抜け出すことは無理なのか 瞬間の美学が立ちはだかる 轟く重圧は震えと緊張を生んだ 止まったままのプログレッシヴ 気づかないまま繰り返す 価値観の軋轢を 飽きる前に掴め 氷点下二十度の真冬の空に吹き 曝しのお前は何を願うのか 氷点下二十度の 氷点下二十度の 氷点下二十度の 氷点下二十度の