彼の行く手を おおいかくして いつか私が追いつけるまで それはまるでブリザード 大事な誰か失くす哀しみ やがて陸続きに変わる湖 ロープを強く握る胸がはやる 白く凍る かけらで 永遠の文字つくれたならば この哀しみなんて消えてくでしょう 信じあえる勇気だけ誇れるから 彼の行く手を おおいかくして いつか私が追いつけるまで 待っていてね 灰色の雲 つき抜けて飛ぶ 銀色の羽根 ひろげたスノーバード 凍りついた夜ほど 輝く星は美しすぎて はるか遠い昔 放った光 今 地球に届いてるなんて不思議 夢の中のあなたは 微笑んでいる そしてあたたか だから飛んでゆける その面影を すこしずつうすめながら きっと きっと 彼の行く手を おおいかくして いつか私が追いつけるまで 待っていてね 灰色の雲 つき抜けて飛ぶ 銀色の羽根 ひろげたスノーバード