<♪> 水たまりの中に 落ちた 雨は すぐに見えなくなった それは そこに確かにあるのに 重なり合い ひとつになった ごまかして 笑ってた 自分が いなくなった 気づかないふりをしていた 点と点を 繋いだ 線になって 形になった これ以上 ここにいたら きっと... 雨の雫が そこに帰るように きっと ずっとそっと ここにいたの 生ぬるい水の中 そこを通り抜けて そっと 触れていた 自分と出会った... <♪> 水たまりの中の 雨と ここに生きる わたしの声 それはここに 確かにあるから ぎゅっと 強く見つめていて 迷子の 言葉たちは 振り返ることもなく 消えてゆくのが 分かった 点と点が 重なって ひとつの〝 黒 〟になった 抑えられずに 心を 食べてゆく 雨の雫が そこに帰るように もう ここにいられないの 生ぬるい水の中 ここから連れ出して ぎゅっと 抱いていて わたしを見つけて... <♪> 少しずつ 変わってく わたしの中の〝 音〟 雨の音 搔き消さないで... 雨の雫が そこに帰れなくても もう 大丈夫 心が真っすぐ 生きて行ける場所を ほら 見つけたから もっと 奥のほうまで 満たしていて...