夢は砕けて 夢と知り 時は流れて 時と知り 愛は破れて 愛と知り 友と別れて 友と知る 桜が散った その後の 花びら踏んで 歩く道 五年が過ぎて 二人は 何もいえない 幸福ならば いいけれど 不幸であれば たすけたい あの時何も出来なくて 悔いているから 忘れ物を思い出して ここへやって来たが 告白は罪だろうか 迷惑だろうか 変わりなく 好きだよと それだけを伝えたいが 夢は砕けて 夢と知り 時は流れて 時と知り 愛は破れて 愛と知り 友と別れて 友と知る 大人になった 苦しみや 世間を知った 切なさや あれこれわかる この頃 だから 臆病 時間が過ぎて 黄昏が 別れを告げに やって来て 心の焦り 感じる そんな 瞬間 涙こぼすきみも同じ 心だよと 知って 告白は あとからは 届いてくれない 青春の完結は 情熱をそそぎなさい 青春の季節 訪れる その頃何か 起こりそう 五年の無駄を かき消し そして 始まる 昔を知った 人たちへ 二人の名前 書き並べ 遅れた春の しあわせ 書いて 送った 夢は砕けて 夢と知り 時は流れて 時と知り 愛は破れて 愛と知り 友と別れて 友と知る