ねぇ、もしも 全て投げ捨てられたら 笑って 生きることが楽になるの? また胸が痛くなるから もう何も言わないでよ ねぇ、もしも 全て忘れられたなら 泣かないで 生きることも楽になるの? でもそんな事出来ないから もう何も見せないでよ 君にどれだけ近づいても 僕の心臓は一つだけ 酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を 壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ 叫んで もがいて まぶたを腫らしても まだ君は 僕の事を 抱きしめて離さない もういいよ ねぇ、もしも 僕の願いが叶うなら 君と 同じものが欲しいんだ でも僕には存在しないから じゃあせめて 此処に来てよ 君にどれだけ愛されても 僕の心臓は一つだけ やめてよ やめてよ、優しくしないでよ どうしても 僕には理解ができないよ 痛いよ 痛いよ、言葉で教えてよ こんなの知らないよ 独りにしないで 酷いよ 酷いよ、もういっそ僕の体を 壊して 引き裂いて 好きなようにしてよ 叫んで もがいて まぶたを腫らしても まだ君は僕の事を 抱きしめて離さない もういいよ ねぇ、もしも 僕に心があるなら どうやって それを見つければいいの? 少し微笑んで君が言う 「それはね、ここにあるよ」