蝉の鳴き声 夏が終わるね 浴衣が似合うね 茂みに行こうか MaybeMaybe 一縷の望みにかけてみないか だから Babybaby どうしようもないね 仕方ないよね だから MaybeMaybe 嘘のように波長が合うね だから Babybaby 不思議な縁を感じたりもするんです ズンタラドットンズンドンドン いわざらござら むかし、むかし とある村は 深い深い憂えいの中に 沈んでいたそうな といいますのも、 平池の堤は 幾度と築いても嵐の度に 流されていたそうな その晩も疲れ果てた 人夫(にんぷ)は 世にも不思議な不思議な 御告げを聞いたそうな 「あすの牛の刻白衣垂髪の乙女が 械のチキリを持って通るであろう、 その乙女を人柱として堤に埋めれば 工事はきっと成就する」 翌日 人夫(にんぷ)達に 堤を見張らせると 御告げ通り チキリを抱いた乙女が 現れるとこう尋ねました 『今月は大の月か、 小の月か』 乙女を捕らえ準備した穴に投げ込み 急いで土をかぶせると御告げ通り 平池は二度と 氾濫することはなくなったそうな。 むかしむかしの悲しいお話です 乙女の悲しいすすり泣きが いわざらござら