あなたを抱きしめるのに きれいな夜景はいらない あなたの心射抜くのに 丁寧な前置きはいらない 自分を知ることは 時として 人を臆病にさせる だから 旋律を持たない言葉で あなたを 繫ぎ止めようとしたんだ けれど もう私は 自分の人生を飾らない 愛想笑いみたいに 言い訳じみた 余計な言葉はもういらない 強く生きていくのに 百万の兵はいらない あなたを好きだと言うのに 噂聞くアンテナはいらない 自分を決めることは 時として 沢山の敵を作る だから 休符を埋めるような言葉で 弱さを 覆い隠そうとしたんだ けれど もうやめた 私は人生を飾らない 「ありのまま」の強さを 知っているから 余計な言葉はもういらない