みんなが起きる少し前 ひとり缶ビール片手に飲み干して 携帯も持たずに ふたつの鍵だけ持って 歩く夜明け 街はいつもと違う顔して 私の知らないあなたみたい 不安になるけど心地いい 私の知ってるあなたみたい 明日旅に出掛けようぜ ひかる蛇見つけようぜ それまでちょっとここにいようぜ もう少し 洗濯物は干しっぱなし 雨も私みたいに気まぐれかな 遠くに見える青信号 終わらない星を夢見ている 帰る場所は時には憂鬱で 気の抜けちゃったトニックみたい でも 帰る場所があるから歩けるの 私とあなたの冒険みたい 明日旅に出掛けようぜ ひかる国見つけようぜ それまでちょっとここにいようぜ あと少し この街じゃなくても生きていけるし ぼくがいなくてもこの街は続く でもぼくらきっと 明日もこの街にいるのさ きみ無しじゃ生きていけないなんて 大袈裟なことは言わないから 明日もきみの寝顔の 横で眠らせて