午後四時、いつもの道なりに 描き出す水彩画 高鳴る胸、泳いだ目が 漂着する あの娘の胸 伝えたいことがなにもなくて おまけに 靴下 穴があいて 一人で世界のせいにした 一人の運命を拒否した このままじゃもうオーバーオーバー チェックのハンカチ風に舞った 追いかけて消えそうな 夜が 追いついて落ちていた 陽が (ギターソロ) 窓の外眺めてたのは タイクツじゃなくて サイアクじゃなくて 『このオレンジに心焦がす…』なんて お茶を濁す サイアクだ、ねぇ? オーデコロンの香り 夏の中で 約束の時刻もとうに過ぎて 夕暮れ、二人乗り、迫るしじま 忘れ物、とりに買えれたらなあ このままじゃもうオーバーオーバー 時間切れの合図に立ち尽くして あの娘の顔でさえも ほら 思い浮かばなくなる ああ このままじゃもうオーバーオーバー 下向き 返事しないひまわり 昼寝で忘れそうなことが 紡ぎだしていったメモリーズ!! このままじゃもうオーバーオーバー チェックのハンカチ風に舞った 永遠に違いないはずの夏に 追いついて 消えてしまえたら