海の音色が 耳をかすめていく 手にした砂は こぼれ落ちて 小さくも大きい 嘘に隠した 軋む胸の 硝子を それでも太陽は また 昇るんだ 新たな空気が 過ぎてく現実が 僕を僕にしていくから 今日を生きていけるよ それぞれを支えて 花の赤さが 僕を責めるけれど 巡り来る空 光が射す まぶしい夕焼けは また 沈むんだ 出会う人たちが 起こった出来事が 僕を僕にしていくから 今日も生きていけるよ それぞれを支えて なくした温もり 消えない後悔を すべて乗り越えてゆくほど いまだ強くないけど 新たな空気が 過ぎてく現実が 僕を僕にしていくから 今日を生きていけるよ それぞれを支えて ともに聴いた潮騒