「ずっとこのまま抱きしめて、 壊れるくらい」 濡れた唇が僕を離さないから 溢れてゆく想いを 囁けるのはいつでも 夢の中だけなんだ… いつも通りの朝 熱すぎる日射しも 恋に落ちたなら なぜだろう 君色なんだ 二人映画を観るその刹那に 心は君を見つめていた まるで名画のようなパステルな 君を何度も描いてみる 隣で笑うのは誰だろう? この胸の中の濁りを まっすぐに言えたなら… ずっとこのまま時が 止まればいいけど 何もせず愛想尽かされるのはいやさ 溢れてゆく想いを天の川にさ 泳がせてゆくよ 何度も描きなおした君の横顔に 鮮やかな一輪咲かせてみたら 溢れてゆく涙も 笑顔に変えてみたいけど また今日も過ぎてゆく つり革につかまって ぼーっと空を見てたら 急に肩たたかれて 君のせいだ、声が裏返った なんでもないフリしているけれど 心は会いたい逢いたいアイタイ なるべく自然な風装って君を 誘い出してみたいな 白いキャンバスに描いた物語は 僕の願いだ 物想いに耽るまま夜が更けていく 君が導いてくれた煌めく世界 逢えない時もいつも胸に君がいる 溢れてゆく想いを今伝えよう 踏み出してみよう あふれる笑顔の君が僕に手を振る この胸がギュッと 掴まれたように震えたら 溢れてゆく想いはまだ秘めるのさ いつの日か 伝えられるのかな… 溢れてゆく想いを 囁けるのはいつでも 夢の中だけなんだ…