見慣れない景色は いつしか日常に溶け込んで 当たり前にあったものも 存在しないことに慣れて 季節だけが過ぎ去り 取り残されていた 自分が嫌になった あぁ 大丈夫って口にした 追いつこうとする心はとうに 限界だったの ねぇ、いつかの選択の全て いつかの間違いも全て 愛せるようになりたかったな ねぇ、耳鳴りが煩い明け方 孤独が身体に馴染んだ頃 あなたは夢の中でずっと 優しかったな 見慣れた寝顔も 落ち着く声と匂いも 当たり前にあったはずなのにさ そこにあったのは残り熱 ねぇ、いつかの選択が全て いつかの間違いが全て 愛せば綺麗になると 思いたかったのかな ねぇ、耳鳴りが煩い明け方 浅い眠りの中でさえ あなたは夢の中でずっと 優しかったんだ