吹き荒れる 風の中 一人 立ち向かうように 勇ましく 小さな花は 咲いた 柔らかな 土のうえ 僕は首かしげて 見つめてる 気の済むまで 出会うたびまた 僕らは 言葉よりも 近くで 目を覚ます しっぽ揺れて きらめきポコ・ア・ポコ 我慢なんかできない 駆け出したら 色づいた風を 追い越すまで 約束をぎゅっと抱えて 僕は止まらない にぎやかな 雨の音 濡れた 鼻拭う僕を 暖かく 迎えてくれた 君と もう少し ここにいたい 晴れても帰らずに 膝の上 夕暮れまで 別れるたびに 僕らは 夜空よりも 遠くで 隣り合う しっぽ抱いて ときめきポコ・ア・ポコ 一人じゃいられない 高鳴る鼓動 夢の中 君に追いつくまで 約束にそっと口づけて 裸足で眠ろう 耳を立てて そっと 君の言葉 聞くよ 世界は割と 気まぐれだから はぐれないように しっぽ揺れて きらめきポコ・ア・ポコ 我慢なんかできない 駆け出したら 色づいた風を 追い越すまで 約束をぎゅっと抱えて 僕は止まらない