何者なんだと聞かれたら 答えてあげるが世の情け やりたいことが沢山ある しがない小悪党さ 明るい未来の裾のほう 影の中でもがいていた 身の程を強いられて 強くなりたくて"僕"から"俺" に変えた日から 物語は未だ繋がっているはずが 僕らは「雑踏」か「部品」か 「群衆」か 僕らは何のために"俺"になった 今、俺を俺を見るんだ さあ俺を俺を知るんだ 良さも悪さもこのままで突っ走れ 今、俺を俺を照らせ さあ俺を俺を照らせ 太陽でも業火でも構わない いつの間にか少なくなった仲間や 過ぎた時間や これからに怯えても 魂までは渡さねえと拒んだ手は 「まずまず」 を選ぶためじゃないはずさ 僕らは「失敗」か「成功」か 「どっちでもない」か 僕らは何を捨て"俺"になった 今 俺を俺を見るんだ さあ俺を俺を知るんだ 良さも悪さもこのままで突っ走れ 今 俺を俺を照らせ さあ俺を俺を照らせ 太陽でも業火でも構わない 暗闇が ああ 暗闇が 覆う夜更け 息苦しさが蔓延る街に 花束の代わりに風穴を ドタバタ不格好で 右往左往に乱高下 汗かいて 雨風を受けて 何度でも立つ それが"俺"だ 今 俺を俺を見るんだ さあ俺を俺を知るんだ 良さも悪さもこのままで突っ走れ 今 俺を俺を照らせ さあ俺を俺を照らせ 太陽でも業火でも構わない 何者なんだと聞かれたら 答えてあげるが世の情け やりたいことが沢山ある しがない小悪党さ 明日が待っているのさ