灰色のビルの裏側に 微かに聴こえる メロディ追いかける 立ち昇る煙を抜けて 閉ざされた扉に手をかける 目の眩むような 甘い夢の中で 剥がれ落ちて消えていく テキスト 振動は 意味を食べ尽くして 世界の台本が 燃え上がる 動物たち 美しい踊りで 意味のない響きで 紡がれる物語 いつの間にか整然と 舗装された公道を歩いて 取り囲む無数の鏡 覗き込む仮面の人々の営み 幕が上がる 喝采を! 目の眩むような 甘い夢の終わり 抗うように鳴らされた カウント 心臓は意味もなく動いて 世界の台本を書き換える 動物たち 音のない言葉で 枠のない形で 繋がってく 動物たち 美しい踊りで 新しい仮面で 描き出す物語