確か夢で見た気がする 例えばトンネルの向こうで 朝が一つ遅く来たら 鳴らないピアノも弾けるはず 髪が躍るどこかささらいで 仕方ない音だけを残して 名前忘れて姿薄れて だけどこんなに書き起こして 果てを見つめて 鳴らし続けて 鳴らし続けて 雨が斜め上を通ってさ バスはハザードをやめない 擦れたままじゃいつか天気雨も 今更夜になるみたいに 退屈凌いだ高架の下で 震えた全てを叫びながら 果ては無いように 止まらぬように 止まらぬように 世界中をズレた所で見てる 今は俺は生きてるって感じてる 冷めた指でまた聴かせて いつか二人だけで もしも夢から覚めてしまえば 積もる言葉はガラクタみたいで こんな歌でも 枯れないように 枯れないように 名前忘れて姿薄れて 恋と呼ぶなら胸が詰まるね だけど見つめて 探し続けて 探し続けて