おまえが生まれた朝に 吹いていた冷たい風が 俺の心の中の ふわっとしていたところ ぐっと締め付けたんだ 買いたてのカメラを覗く 涙で濡れたまつ毛で ぼやけているピントの向こう 母になったあなたと おまえを胸に刻む いつか夢に見た 木陰であなたが抱いていたものが いつの間にかここにある 小さな指が温かくて 全部あげよう いのち捨てても守れるものがある 風の中 綿毛のような愛を飛ばすよ あなたと愛し合う理由も おまえがいれば問えない 転んで泣いてそれでも 手を引く おまえの強さ ずっと忘れないで いつか迷っても大丈夫 言葉で伝えなくとも 悲しみ 喜び すべて 想っているよ おまえ以上に 全部あげよう いのち捨てても守れるものがある 風の中 綿毛のような愛を飛ばすよ 雨が降る夜は濡れよう 風が吹けば飛ばされて そこから見る景色こそ あしたに続く道になるよ 全部あげよう いのち捨てても守れるものがある 風の中 綿毛になって 愛を贈るよ
