「愛していた」なんて 言わないで 私を過去の人にしないでいて 住み慣れた 街を 出て行く 息は 白い 綿飴 ふと 空を 見上げると 風花 思い出は 胸の中だけ 君ほどの人は いない 時が経つと 変わるのかなぁ 「愛して“は”いる」なんて 言わないで 心の傷を もう抉らないで 扉 締め 家を 出て行く 鼻に 残る レモングラス 春になると ピンク色の道も 来年は 見られないんだね 本当の 気持ち 飲んで 歩き出す 青い空 「愛していた」なんて 言わないで 私を過去の人に しないでいて 「愛して“は”いる」なんて 言わないで 心の傷をもう抉らないで もう行くよ ありがとう さよなら