遠い昔の話し彼は唱える 終わりのない話を彼は唱える 空高く飛べるように 溢れたものを零さぬように 彷徨って辿り着く先の情景 覚めないままでいたいな 重く閉じた瞳と冷えたその手と 思い出す 生活はくだらない思い出ばっかだ 静けさは風に乗って 綻びから溢れる光に 揺れる瞳の奥 降り注ぐ言葉が痛いな 遠ざかる雲を追ういつもの君は 錆びついた暮らしの果てに さようならが響く淡く 脆い景色の中で 歩むよ、 苦しみのない世界で待っていて 遠ざかる雲を追ういつもの君は 錆びついた暮らしの果てに さようならが響く淡く 脆い景色の中で 歩むよ、 苦しみのない世界で息を吸う