どうして どうして 泣いて生まれて いつか泣かれて 星になっていくんだろう 僕らはどうして どうして 教わってないのに 涙の流し方は 知ってるんだろう 溢れる雫は 絶え間なく 注がれた愛情の証で 導かれるまま ゆるやかにそっと 伝ってきたんだ こころからからだへ からだはこころへ 連なるいくつもの 絡み合った らせんの模様 そのひとつひとつに 未来が見えたなら 眺めているこの空も ほら 宇宙に見える ♪ どうして どうして 月はいつでも 何も言わないで 闇を照らしているんだろう 僕らはどうして どうして 鼓動の数に 限りがあるってのを知っていて ムダにしちゃうんだろう 胸に抱えている器の 大きさに価値を 見出すんじゃなくて その中にある 熱を帯びたタネに "生命(いのち)"を感じたい どんなに眼を凝らして 自分を見ようとしても ぼやけてよく見えないや そのうち見失ってしまう 探せば探すほど 散らかしてしまうなら 見様見真似だってこの手で そう 作ればいい ♪ 生きるっていうこと それはきっと 少しずつ手放していくこと 最後の一つを失うその時 そばにいて 涙をくれる人がいる それで嬉しい こころからからだへ からだはこころへ 連なるいくつもの 受け継ぐらせんの模様 繰り返されてくことが 永遠だと思えた時 目の前の景色すべてが いま、宇宙になった 宇宙になった