子供の頃見た栄光の夢 未来の光の熱で溶けてった 五丁目八番地 よく通った映画館は高層ビルに成り代わってた この街で降りて 君の匂いを探し回るように歩いてたのさ 暮れる街並み あなたから今の僕はどんな風に見えてますか? さよならをしよう 今日は眠ってしまおう 理想と逸れた世界を愛せなくても 悲しい嘘でも 汚れた心でも 信じたいよ ああ 零れ落ちたものを拾う旅路が始まる 他人を傷つけて傷つけられて そんな生き方が嫌になりそうで 「考えすぎ。」ってきっと君に言われるかな そんな人はもういないんだけど 仮面みたいな表情 仕草 嘘をつき続けた代償の意味を知ったよ さよならをしよう 昨日の僕達に 手を繋いで街に落ちる夕日を見よう 優しい声なら 裸の心なら 伝えられた? ああ 今となってはもう時の乱気流の中さ 誰もが連鎖する生き物だ 歓び 悲しみも巻き込んで 白いままじゃきっといられない でも 君と生き続けたいんだ もう一度手を伸ばしたい いつか僕を振り返ったときに 僕を愛せるように ほら手を振ろう さよならをしよう 今日は眠ってしまおう 理想と逸れた世界を愛せるように また君と会おう そうさ また夢を見よう 醒めることのない虹のような夢を 淡く幼いままで この声で届けるよ