粉雪舞う遠い冬の日 アポロが月に降りたった年 1969大晦日に私は生まれた あと一日待てば70's 平和な時代の子になれたのに なぜ激動の時代に しがみついてたんだろう 予定より急いで生まれて 未完成なちっちゃい体で 言葉も発育も運くて心配されてた 無理に起こされると叫んで 三島由紀夫が天を仰ぎ倒れた秋の日 自分の足で立ち上がった どんなに怖くても 好奇心の向くままに 触れては確かめるお前は強い子だと パパは言ってた LIFE 何やってるんだろう あの目の私 どこにいっちゃったんだろう LIFE 叶わぬものを知る為 つっ走っていたわけじゃないはずよ ただ立ち止まらぬように 生きてきたけれど らしくなきゃ 意味がない Oh ~ What a wonderful world 素晴らしき世界 追い求め 保育園へ私預ける ママの目はforever ベトナムでは悲しみのクリスマス 小さな部屋届いたピアノ アリガトウの言葉より 先に音を覚えた 家具調TVの中揺れる 大きな鉄球と山荘 平和な国で生まれて始めて 銃声を聞いた 大人の腕を渡り歩き 子供の輪に入れない子が やっと覚えたコミニュケーションは アニメソング 傷ついた子猫を 抱きかかえて離さない 痛いほど純粋で本当に優しい子と ママは言ってた LIFE 何やってるんだろう あの日の私 どこにいっちゃったんだろう LIFE 愛の儚さを知る為 抱き留めた わけじゃないはずよ ただ愛されるように 生きてみたけれど らしくなきゃ 意味がない LIFE 何やってるんだろう あの日の私 どこにいっちゃったんだろう LIFE 叶わぬものを知る為 つっ走っていたわけじゃないはずよ ただ立ち止まらぬように 生きてきたけれど らしくなきゃ意味がない LIFE 何やってるんだろう あの日の私 どこにいっちゃったんだろう LIFE 限りあるものを愛しむ為 生まれたわけじゃないはずよ ただ灯るだけに見える 命でも いつか 使わなきゃ 意味がない