卒業式から半年経つのに まだ気分が抜け切れないから 一人駅に行きあてずっぽうで 電車に乗る 日曜の午後 窓に映る景色が走り出す 一つ前の席は家族連れ 同じような毎日を生きている 誰もが そう夢を置いて 過ぎていく今日の日を 少しだけ悔やんでも 明日へ進む それぞれの道へ 名も知らぬ駅のホームに下りれば なぜか急に寂しさが襲う 明日からはまた昨日のように スーツを着て会社へ向かう あの頃に帰りたい わたしだけ 取り残されてしまいそう 丘の上に腰掛けて そっと今 空の色見上げたなら 明日を占ってみる いつから 人は 大人になるの 孤独な心 抱き締めて 同じような毎日を 変えたくて 誰もが そう夢を抱いて 過ぎていく今日の日を 愛しく思えるよう 明日を生きる 同じような毎日を 変えたくて 誰もが そう夢を抱いて 過ぎていく今日の日を…