バスを待つ 何故バスを待つ あてもなくただ ただ意地はる ダイヤに曖昧は組み込まれ 立ち止まらすバスストップ 手に入れたのは ひとつの嘘 出てきた彼女のマンション 「もういい」 あがる体温 冷めた対応 堂々巡り夏の終わり 素通りする車 ストーリー映す 俺は俺これでいいかと問う 答え待つ waiting for a bus ゆだねるバス停 揺れてる 向こうから 向こうから 何台も 何台も 何台も すべり込む交差点の方向 横切る透明人間 オレ バスに乗る バスに乗る 鞄一つでバスに乗る 慣れ親しんだ町を背にバスは走る バスに乗る バスに乗る 鞄一つでバスに乗る 慣れ親しんだ町を背にバスは走る 徐々に落ちてく 夏の日差し 君がくれた手紙を開き 繰り返し 繰り返し読み返す 二人の時間が よみがえる もう乗り換えることはできない すべては動き出した 蒼白い車内 薄暗く 深くシートにうずくまる 悲しみばかり記憶に 残るからこないで見送り 見えなくなるまで 君が手を振り続けたら 僕はきっと泣くだろう そればかり思い出すだろう 夜が来るたび 真夜中まで車に乗って 抱き合ってた昨日 夢を叶えるために 君と離れる旅に 唇重ねるたびに 離れられなくなる 触れ合えば合うほど 別れは辛くなる all night long とはいかないの もう帰ろう もう引き止めたって 無駄ってこと わかってる 言葉に出来ない仕草で 語ってる 君を一緒に さらってく程 確かな希望も 保証もない愛 それだけでは どうしようもない 避けられない現実問題 かけがえのない君の存在 <間奏> 夕日がついさっき 呑み込まれた 二人歩いた道も真っ暗だ 空気は中途半端にぬるくて 暑くも寒くもなく迷わす ヘッドライト点灯 遠くの方 後悔してる 本当のとこ 交錯する交差点の方 クロスウォーク シグナルは青 街角の街路灯 照らす歩行者 路頭に迷う シルエット一人 見慣れた泣き顔 waiting for her 来た道振り向き 前向き あいつと泣きながら 抱き合った 欲しかった答えは ココにあった 女はいつもずりーや 後から後から気づかせて 目に留まるバス停近くで よく似た二人が抱き合ってる 街灯 まるでスポットライト 二人のために光ってる 夜の街も次第に輝く 「大切にしてやれよ」と ささやく 電話より手紙より 触れ合える距離がなにより 「辛くなったら逢いにきて ずっと待ってるから 迎えに来て」 そう書かれた最後の一行 いつの日か戻ろう なぜに それほどまでに 君は健気に人を愛せるの 男はいつも身勝手な夢を見て 何かを犠牲にする バスになる 何故バスになる あいつを乗っけるバスになる 愛すことに組み込まれる曖昧 確かめながらバスは走る バスになる そうバスになる 君を乗っけるバスになる 迎えに行くのは いつになる 時間を飛び越え バスは走る バスになる 何故バスになる あいつを乗っけるバスになる 愛すことに組み込まれる曖昧 確かめながらバスは走る バスになる そうバスになる 君を乗っけるバスになる 迎えに行くのは いつになる 時間を飛び越え バスは走る