古いアルバムから 褪せた写真が出てきた 知らない女性と肩を並べながら 僕は笑っている 記憶にないのはどうでもいいから? もしかして忘れたいと願ったから? 夜空がくるり回り僕はまた軸になる 余計なものを振り払うだけのこと 笑えない言い訳と見苦しい空言も 丸めて飲み込むから 嫌わないでね 赤い車を見た 中に男がいた 不意に目が合うと身を乗り出して 僕に手を振ってきた 覚えがないのはこだわらないから? もしかして彼に名前がないから? 夜空がくるり回り僕はまた軸になる 余計なものを振り払うだけのこと 笑えない言い訳と見苦しい空言も 丸めて飲み込むから 嫌わないでね 僕に似た誰かが 今日もどこかで 僕の名を騙ってる きっとそうなんだろう 夜空がくるり回り僕はまた軸になる 余計なものを振り払うだけのこと 笑えない言い訳と見苦しい空言も 丸めて飲み込むから 嫌わないでね